来院時は肩の痛みで衣服の脱ぐ動作もできないとのことでした。寝ている間にも痛みで起きてしまう夜間痛もある状態でした。
胸の辺りの痛みと脇の下の痛みが強く出ており、手でその周囲の筋肉や腱、神経沿いを丁寧にリリース。鍼には怖いイメージがあり抵抗があった為、3回に1度鍼治療をしながら組織の癒着をとっていく治療を行いました。
治療後は夜間痛や痛みが半減されるが、腕が上がるまではなかなか時間がかかりました。組織の癒着を鍼や手技でとりつつ、動かせる範囲でストレッチや運動療法を行いました。
四十肩の最初の3ヶ月は炎症が強くとても痛いです。鍼治療等で痛みのコントロールをしつつ炎症を引かせる治療をしました。炎症期が過ぎた辺りからは治療効果が顕著にあわられたケースです。