しんもり整骨院に伺う前は、駅の駐輪場からホームまで、数百メートル歩くにも刺すような股関節の痛みに何度も立ち止まり、階段は手すりに頼らなけば登れない状態でした。
人工関節の手術しか治療の方法が無い事は何件か大きな病院で診てもらってわかっていましたが、あと10年何とか温存出来ないかな~と悩んでいた頃に、新盛先生に診て頂きました。
「大丈夫 頑張りましょう!」の言葉に励まされながら治療していただき、歩行や階段の上り下りも本当に楽になっていきましたが、痛みに波があり、痛みが出ている時は「手術」という言葉が頭をよぎります。
そんな時、新盛先生から整形外科での注射治療(以下Y病院)のお話を聞き「診てもらおう」と思いました。
診察初日、整形先生(以下Y先生)が「今まで10あった痛みが2か3になりますよ」の言葉に本当ですか?
と思いつつ治療のベッドに横になりましたが、想像以上に注射が痛くてちょっと驚き!!
遠方まで来たんだし痛みが楽になるって言ってたし・・これを我慢すれば
治療が終わりベッドから立ち上がって不思議な感覚になりました。
両足で立っている感覚。今まで長い間忘れていた感覚でした。
あきらめていた感覚でした。
驚きと嬉しさと緊張感から解き放たれてホッとして、涙が止まりませんでした。
一度の治療でこの状態が続く訳ではなく、週一度の通院治療で痛みのリバウンドを少なくして行きました。
二カ月たった頃には日常生活が本当に楽になっていました。無意識に信号の点滅で走っている自分に驚きです^ ^
朝ベッドから立ち上がる時から始まる痛み。
夜、沢山のクッションを体のあちこちに挟みながら寝返りのたびに目が覚めていた頃が嘘のようです(*^_^*)
また、遠方への通院とあの治療での注射の痛みの克服にはY先生のお人柄もさる事ながら、スタッフの凄腕看護師さんのフォローにずいぶん助けていただきました。彼女にお会いするたびに患者さんに対する繊細な心のこもる対応に感激して帰って来ます。
それから担当してくださっている理学療法士(10名ぐらいいます)の先生にも恵まれ、相談しやすくいつも丁寧な説明とアドバイスをしてもらっています。
今は月2回ほどの通院治療。
その間に新盛先生にも診ていただいています。治療過程での体の疑問点や不安は、新盛先生が納得のできる的確な説明をしてくださるので安心することができています。
だいぶ自信がついてきたので来年から月1回にしてみようと思っています(*^_^*)
沢山の方々に恵まれて今がある事に、改めて感謝している毎日です。
あと足が思うよう動いてくれない頃、痛みで動けなくなって立ち止まっている時、痛い足を思いっきり叩きながら、
「しっかりして!ちゃんと歩かないと切っちゃうからね!」
と、本気で心の中で何度も叫んでいたことを今思うと、叩いていた私の足に心から謝りたいです。
これからは今までの分まで大事にしますね!
数々の病院で手術を勧められて、当院にご来院いただきました。当院での加療と、整形外科での注射治療を併用しご自身が驚くほど痛みは軽減されました。
振り返ると、この患者さまの「治したい」「あきらめない」という気持ちが多くの人を動かした、そんな症例だと思います。
多くの女性の方が股関節の痛みで苦しんでいます。
■苦しんでおられる方にあきらめてほしくない
■苦しむ前にご自分の状態を知ってほしい
■苦しむ前に予防してほしい
そんな思いからこの手紙を公開させていただきます。