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肉離れの種類について〜ふくらはぎ編〜

目次

ふくらはぎ肉離れの種類とは?

ふくらはぎの痛み、こんな経験はありませんか?
・ダッシュで急に痛みが出た
・ジャンプの着地で違和感が出た
・治ったと思ったのに再発した

ふくらはぎの肉離れは「テニスレッグ」とも呼ばれ、スポーツ現場で非常に多いケガの一つです。

しかし実際には、損傷の種類によって状態や回復の流れが大きく異なります。

ポイント:
「ただの肉離れ」ではなく、どの組織が損傷しているかが重要

ふくらはぎの解剖

ふくらはぎは複数の組織が組み合わさって構成されています。

  • 腓腹筋
  • ヒラメ筋
  • 腱膜(腓腹筋・ヒラメ筋)
  • 自由腱膜

これらが連動して働くことで、歩行や走行、ジャンプなどの動作が可能になります。

代表的な受傷場面

  • 急なダッシュや切り返し
  • 疲労が溜まった状態での運動
  • ジャンプの着地
  • ウォーミングアップ不足
注意:
複数の要因が重なることで発生しやすくなります

下腿肉離れの5つの分類

下腿の肉離れは、大きく5つのタイプに分けられます。

① 筋肉のみの損傷

比較的軽度とされるケースです。

② 腱膜損傷(小さい範囲)

筋肉と腱の境目にダメージがある状態です。

③ 腱膜損傷(広い範囲)

損傷範囲が広く、回復に影響しやすいタイプです。

④ 自由腱膜の損傷

筋肉をつなぐ重要な構造の損傷です。

⑤ 腓腹筋+自由腱膜の損傷

複合的な損傷で、慎重な対応が必要になります。

重要:
下に行くほど回復に時間がかかる傾向があります
特に腱膜の損傷がある場合は再発リスクが高くなります

なぜ再発が多いのか?

肉離れは「痛み」が落ち着くことで回復したと感じやすいですが、
組織が回復しているとは限りません。

  • 痛みが軽くても損傷が大きい場合がある
  • 自覚症状と実際の状態が一致しないことがある
  • 早期の運動再開で再発しやすい
ポイント:
「痛くない=治った」ではない

エコー検査でわかること

エコー(超音波)を使うことで、以下の点を確認することができます。

  • どの筋肉が損傷しているか
  • どのような損傷パターンか

これにより、

  • 運動再開の目安
  • 再発予防の計画

を立てることが可能になります。

当院での対応
・筋肉・動きの評価
・エコーによる状態確認
・再発予防の運動指導

まとめ

下腿の肉離れは、損傷のタイプによって対応が大きく変わるケガです。

適切に状態を把握し、段階的に回復させることが再発予防につながります。

違和感の段階でのケアが重要です。

※診断は医師のみが行える医療行為です。当院では状態評価と施術・再発予防のサポートを行っています。

参考文献:Ultrasound Classification of Medial Gastrocnemius Injuries

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